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綺麗を呼び込む 女の直感力

〈第2章〉
地球レベルの"見えないエネルギー"を借りて、自分を幸せへと運ぶ………
そういう"尊い直感力"を持ちたい!

あなたは、星の巡りというものを、心のどこかで、体のどこかで、感じたことがあるだろうか? 星占いを信じるのとは違う。ここで言いたいのは、もっと大きな意味で、今この時代に、地球がどんなエネルギーを受けているかを、感じた事はあるだろうかということ。2016年は、星の巡りから言えば明らかに、"間違い"を直し"不要なもの、不浄なもの"を浄化するべき年だったという。去年、しょっぱなから不正や不道徳なことが次々明るみに出たのは、そのせいだろうか?
そして2017年は"本当の自分を始めるべき年"、そう言われる。本当に自分がするべきことを始める年であると……なるほど、浄化の後で、"本当にするべきこと"を始める、そういう流れはとても納得がいく。誰にとっても、始まりの年、挑戦の年になるということ。
とは言え、やみくもな挑戦では意味がない。慎重に準備を進め、確信を持って前に進む、そういう静かな攻めが今年は望ましいのだ。また、予想もしなかった方向に自分が動いていき、気がついたら目覚ましい力で新しいことを始めている……それも本来の自分が目を覚ました証。更には、何となく先延ばしにし、諦めかけていたことも、今年ならば成し遂げられる……そういう年なのだ。
さぁあなたはどうだろう。2017年の始まりに、心がウキウキしただろうか。「年の初めはいつもワクワクする」と言う人は、必ず幸せになれると言うけれど、今年こそそのワクワクが大事。それこそが、"自分を幸せへ運んでいく直感力"そのものだから。
言うまでもなく、去年一年に何らかの大きなリセットをしたと言う人は、いわゆる"直観力に優れた人"。もちろん、そうしなければいけない、という話ではない。でも"見えない力"に突き動かされるように行動する方が、実りが大きいのは確か。偉大なエネルギーを、文字通りの直感で心に体に感じながら生きていた方が、人生が理想に近づいていくのは確かなのだ。
もっと言うなら、日替わりの"占い"に行動を縛られたり、ネガティブな占い結果で生きていくテンションを下げたり、占いに振り回される生き方は、せっかくの直感力を鈍らせてしまいがち。確かに、この世のあらゆる占いは、人が幸せになるために存在する。でも占いへの依存が直感力を弱めてしまっては本末転倒。幸せのチャンスを潰すかもしれない。本来は誰にでも、幸せになるための霊感のような直感力が備わっているのだから。それを鍛えるためにも大きな意味での"星の巡り"をまず感じ取って。「去年は浄化し、今年は始める、挑む」。誰に言われるでもなく、そういうことができる"尊い直感力"を持ちたいのだ。
だから、新しい1年が始まったら、時々は空を見上げて、地球のエネルギーを体ごと浴びれる時間を作りたい。そういうことも1つの美容。"月の満ち欠け"に従って肌をお手入れしたくなることも、それで透明な美しさを得ることも、また直感力の勝利なのだ。地球のエネルギーを体ごと浴びれる人がやっぱり美しくなれるのだから。直感力。それは、より良い方向へと自分を自然に動かしていく心の力。幸せと美しさを生む力。だからこそ私たち女は、直感を研ぎ澄まして生きなければ。どんな大きな流れも見逃さない感受性と、その流れに自然に従っていける柔軟性、それも含めた素直な直感力を持って!

齋藤薫

齋藤薫 美容ジャーナリスト/エッセイスト

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。最新刊は初めての男モノ『されど、男は愛おしい』(講談社)。また『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)他、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など多数。

この便利な世の中の文化を維持・進化させるために、
自然界に学び、共存共栄できるような暮らし方、
自然に負担を掛けない有機的なライフスタイルを提案していくという意味でのFeel Nature。
Sustainabilityとは持続可能性。つまり、環境や社会にやさしいということ。
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できるだけ平等に社会的恩恵を受けられることを願っています。