- What's 妊娠線?
- 妊娠線とは妊娠してお腹が大きくなり、急激に皮膚が引き伸ばされる際に、真皮や皮下組織にある脂肪や筋肉がついていけずに断裂し、赤い筋状の線が入ることです。断裂して薄くなった皮膚から毛細血管が透けて見えるので妊娠線は赤く見えます。
皮下脂肪の厚い部位は、皮下組織の弾力性が弱いので妊娠線ができやすくなってしまいます。皮下脂肪の多いお腹、お尻、太もも、胸などは特に要注意です。
一度できてしまうと産後も白い跡になって残ってしまうので、完全には消えません。人によってはかゆみを伴う場合もあるので、毎日のケアでは皮膚を柔軟にし、しっかりとした保湿を心がけましょう。
- いつから対策すればいいの?
- 3ヶ月~少し早いような気がしますが、妊娠線予防は早めのケアが決め手です。この時期から毎日1回程度ケアし、お肌を柔軟に皮膚の伸びを良くしておきましょう。
- 6ヶ月~最低でも一日2回以上に回数を増やして常に潤うようにケアしてください。
- 8ヶ月~妊娠線ができ始める人が多い時期。お腹やバスト、お尻は特に念入りにケアしてください。
- 出産直前~産後まだまだ油断禁物です。出産直前や出産直後の皮膚が急激に縮んでしまうことで妊娠線ができてしまったという人も少なくありません。出産後も1~2か月はできる範囲でケアしてあげてください。
- どんなケアをすればいい?
- 妊娠8ヶ月以降に急激に体重が増加しないように、炭水化物や糖分の摂り過ぎを防ぐなど、ウエイトコントロールを心がけてください。
特に妊娠してからの体重の増加が10キロを超えると、妊娠線の出るリスクが一気に高まります。日ごろから余分な体脂肪をつけないように適度な食事や運動をして気をつけるとともに、妊娠線ができないようにマッサージなどをしてケアしていくことが重要です。
妊娠線のできやすい場所
- POINT1
- バランスのよい食生活と適度な運動で
+10㎏以上の体重増加しないように管理する
- POINT2
- こまめにオイルやクリームで保湿ケアをする
お腹
- オイルのなじみと伸びをよくする為に、オイルを手のひらで温める。
- 手のひらで優しくなぞるように、おへそを中心に右回りにオイルをなじませる。
- 特に下腹部を念入りに塗ってから、上へとハートを描くように広げていく。
- わき腹から、指を広げて左右にマッサージする。
- できやすい股関節や下腹部分から背中の方までのラインも塗って仕上げる。
※上記のマッサージ方法はあくまでも参考資料となります。マッサージを行う前に、医師に一度ご相談の上お試しください。
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バスト・デコルテ
- バストは乳首を中心にして円を描きながら、手のひらで胸全体を包み込むように優しくマッサージする。
- 首の付け根から鎖骨まで、ゆっくりと押しながらリンパを流すようにさすりながら塗る。
お尻
- 横への広がりや重力で下がってきたように感じる部分も、持ち上げるように塗る。
- お尻は太もものあたりからお尻を持ち上げるように、下から上へ手のひらを使ってマッサージする。
- 意外に見落としがちな腰からお尻部分も忘れずにケアする。
二の腕・太もも
- 肘から肩へ、わきの下から二の腕へ向かって持ち上げるように優しくマッサージする。
- 太ももはむくみも出やすい場所なので、ひざの裏や側面からお尻へ向かってリフトアップするようにマッサージする。
※上記のマッサージ方法はあくまでも参考資料となります。マッサージを行う前に、医師に一度ご相談の上お試しください。