Cosme Kitchen Journal
vol. 1

もしかして敏感肌?


原因と対策法をCheck!

出口の見えないトンネルに入り込んでしまったかのように、
肌悩みを抱えながらたくさんの化粧品を試し続けていませんか?
スキンケアの選び方や使い方を間違えてかゆみや肌トラブルを繰り返していると、
摩擦や炎症でシミや跡になってしまうことも ……。
自分に合うスキンケアに出合えず肌悩みが改善しないのは、敏感肌だからかもしれません。
自分の肌状態に気づけば、悩みの出口の光が見えてきます。
まずは、敏感肌チェックをしてみて。

原因

敏感肌チェック!
こんなお悩み、ありませんか?

  • 肌荒れやニキビが繰り返し起こる
  • 小さな吹き出物がなかなか消えない
  • 肌にかゆみやヒリヒリを感じる部分がある
  • 化粧品が合わないことがある
  • 洗顔後、慌てて化粧水を塗る
  • 季節の変わり目、生理前になると肌が荒れやすい

1つでも当てはまったら、敏感肌かも!

敏感肌の原因って?

  • 乾燥

    肌が乾燥しているということは、バリア機能が弱くなっているということ!外的刺激を受けやすく、肌が敏感に反応しがち。常に肌が乾燥していないかチェックし、日中や朝起きたときに乾燥が気になるなら、スキンケアの見直しが必要です。

  • 生活習慣の問題

    睡眠不足や食べ過ぎ、飲みすぎ、ストレスなど、内側の問題が肌に影響することも少なくありません。睡眠時間、食べたもの、悩みや不安などを手帳に書き出し、肌状態も綴ってみましょう。ライフスタイルと肌に相関が見えてくるはず!

  • もともとの体質

    子どものころから長くアトピー性皮膚炎や乾燥肌に悩まされている人は、敏感肌になりやすい体質であることも……。アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人は、必要な皮脂やセラミドなどの成分が不足しがちだといわれています。足りないものはスキンケアで補うのがおすすめです。

  • 適切でないスキンケア

    肌のうるおいを奪いすぎるクレンジングや洗顔、摩擦を与えすぎるスキンケアをしていませんか?洗顔後に肌がカピカピなら要注意!肌のために入浴時間を長くしている人もいますが、かえって肌のうるおいを保つNMF(天然保湿因子)が流出してしまっていることも。がんばってケアしているつもりが逆効果のこともあるので、適切なスキンケア法を押さえておいて。

敏感肌とはどんな肌?

敏感肌ってどんな状態?

敏感肌とは、うるおいや皮脂が不足してバリア機能が弱くなっている状態のこと。外的刺激がバリア機能をすり抜けることで、肌に赤みやかゆみが出たり、肌トラブルが起きやすくなったりします。敏感肌の状態が続くと肌が防衛しようとし、角層が厚くなって肌がゴワゴワになり、ニキビや吹き出物ができやすくなることも。またかゆくて擦ってしまうことでシミになったり、炎症が跡になったりすることもあります。

対策

改善したい!敏感肌の対策法

  • A 医療機関での受診

    激しいかゆみや赤みなどの症状が辛いときは、医療機関を受診して。アトピー性皮膚炎だけでなく、他の疾患であることも考えられます。医師にしっかりと症状を伝えられるよう、いつからどのような状態であったか、きっかけはあったかなど、記録しておくと安心。

  • B 敏感肌用の化粧品を使ってセルフケア

    強い症状がない場合は、シンプルなセルフケアをして様子を見てみましょう。口コミや著名人が使っているからという理由で化粧品を選ばず、敏感肌向けのスキンケアを使って正しいお手入れを続けて。

おすすめのケア

敏感肌向けスキンケアの選び方 
4大ポイント

  • 敏感肌に合わせて設計されている

    敏感肌のことを研究して作られているスキンケアがおすすめです。敏感肌に必要な成分が採用され、刺激になりやすい成分はカットしてあります。開発者が敏感肌やアトピー性皮膚炎経験者で、ユーザーに寄り添うスキンケアが多いのもポイント。

  • ヒトパッチテスト/アレルギーテスト済み

    ヒトパッチテストやアレルギーテストがされているものは、実際に試験で何人かが使用し、かぶれや荒れ、アレルギーなどが起こらなかったことが証明されています。敏感肌の人がスキンケアを選ぶときの重要な参考に。

  • シンプルな成分でできている

    成分が多ければ多いほど、肌の刺激になる成分に出合う確率が上がります。敏感肌の人は、できるだけシンプルな成分でできているスキンケアを用いるのがベターです。

  • 気になる成分フリー

    エタノール、鉱物油、石油由来成分、パラベン、紫外線吸収剤、「卵、牛乳、小麦、そば、落花生、えび・かに由来の成分」、動物由来原料、合成着色料、合成香料、防腐剤、シリコンといった、敏感肌の人が気になる成分がフリーかどうかもチェック。

敏感肌におすすめの成分

  • セラミド

    肌の細胞と細胞を繋ぎ合わせてうるおいを保ち、外的刺激から守るはたらきを担う細胞間脂質。セラミド、コレステロール、遊離脂肪酸などで構成されていますが、その中でもアトピー性皮膚炎や敏感肌に少ないとされているのがセラミドです。足りない成分はスキンケアで与えてサポートを。

  • アミノ酸

    アミノ酸は、肌のうるおいを保つNMF(天然保湿因子)の1つです。乾燥が大敵な敏感肌には、肌にもともとある保湿成分・アミノ酸を与えてうるおいとバリア機能を維持して。

  • グリチルリチン酸2K

    肌荒れを防ぐ成分・グリチルリチン酸2Kは、甘草から作られる成分。肌トラブルを繰り返す肌を整え、健やかにキープします。

  • バラプラセンタ(ダマスクバラ胎座培養エキス)

    敏感肌の環境を整えながらエイジングケア*1もできるのが、今注目の成分・バラプラセンタ。しっとりと保湿し、いきいきとしたハリのある*2表情に導きます。 *1 年齢に応じた保湿ケア *2 保湿効果による

コンテンツ記事監修
美容家 継田理恵

コンテンツ記事監修
美容家 継田理恵

幼少期からアトピー性皮膚炎とニキビに悩まされたのがきっかけでスキンケアの知識を深め、セルフケアで褒められる肌に。就職した化粧品会社で正しい肌知識や成分について学んだのち、美容家/ライターとして独立。メディアやイベントを通じて、美容・健康情報を発信している。

コスメキッチン スキンケアトレーナー・下田が
おすすめの使い方を伝授!

  • なるべくすっぴんの時間を短くする

    「家の中だけでもすっぴんで過ごしたい、、」すっぴんと言っても必ず保湿までケアしましょう。むしろ素の状態のままでは乾燥によるかゆみの原因に。しっかりとクリームやバームの塗布を。

  • 何から買えば良いの?

    水系(化粧水)ではなくて油系(オイルやクリーム)から揃えると良いです。肌が薄いと傷ついている場合もあり、滲みて嫌な思いをする事も。決して合わない訳では無いので油系アイテムから始めましょう。

  • メイクはいつ落とすのがベスト?

    自宅に帰ってすぐにメイクを落とす事で肌に付着した不純物が悪さする事は避けられそう。クレンジングクリーム後は綺麗なタオルで擦らず拭いた後、すぐにスキンケアに取り組みましょう。

今回アドバイスを担当したのは

コスメキッチントレーナー
下田裕華

今回アドバイスを担当したのは

コスメキッチントレーナー
下田裕華

エステティシャンとフィトアロマの経験を基にコスメキッチンスキンケアトレーナーを務める。ナチュラル&オーガニックに携わり13年。国内外のブランド様との繋がりから2022年4月バイヤーとして始動。

おすすめのスキンケアブランド

天然由来原料100%処方。全アイテム「エコサート コスモスナチュラル」取得。乾燥肌・敏感肌をサポートするブランド。

世界初の成分*を配合、保湿成分としてバラプラセンタ(ダマスクバラ胎座培養エキス)とエコサート認証の植物性BGで構成された世界初の成分を、独自成分として採用 *サプライヤー調べ(原料供給開始2012年2月~2022年8月まで)