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みなさん、こんにちは。ナチュラルなパワーで200歳まで若々しく生きることを目指しているアンチエイジングの鬼こと勝田小百合です。
うちのメイク品に使っている三重の芍薬の花が6月に美しく咲いたので、今年も花を見に行きました。そのあと伊勢神宮にもお参り出来て、気持ちも新たに引き締まりました!

同志社大学八木雅之教授の実験より
これまで内外ケアについていろいろ書いてきましたが、老化を促進する事柄の中でも、私が「酸化」「光老化」と共に目の敵にしているのが「糖化」という現象です。
糖化現象とは、一言で言うと、食べ物で摂取した「糖質」が、体の組織に存在するたんぱく質と結びついて「不良化したたんぱく質」である「AGEs」に変化してしまう現象のことです。
お肌や筋肉、臓器、血管、髪の毛、骨など、私たちの身体は水分を除くと約43%はたんぱく質で出来ています。これが毎日の糖化現象で「AGEs」になっていくと、具体的にどんな風にエイジングが進むのかと言いますと……
●真皮のコラーゲンが劣化して、消えにくいシワ、たるみ、シミ、黄ぐすみなどが起こります
●血管や筋肉が変性して動脈硬化が進み、肩こりや腰痛が慢性化し、基礎代謝が落ちて痩せにくくなります。
●アルツハイマー型認知症は「AGEs」が含まれるβアミロイドというたんぱく質のシミが脳に溜まるのが原因のひとつとされています。
●「AGEs」は骨のコラーゲンに入り込んで骨を弱くさせる性質があります。
●毛根や頭皮の糖化で、血行不良、毛母細胞の機能低下が起き、抜け毛、薄毛、白髪、髪のパサつきが起きやすくなります。
どうですか?どれも絶対嫌じゃないですか?
一度出来たAGEsは、元に戻ることもないですし、非常に分解されにくく、代謝されるのにも気が遠くなる年月がかかります。
特に体のたんぱく質の30%を占めるコラーゲンは生まれ変わるのに10年以上を要すると言われていますので、肌や血管や骨などは糖化イコール老化とも言われるわけです。
年齢とともに体内のAGEsは増えていき、 50代になると20代の1.5倍以上になるとも言われています。
糖化物質AGEsがコラーゲンと結びつくと全身が糖化していき、それを元に戻すことはなかなか難しく全身が老化していきます。以上のことから分かるのは……
糖化は起こってからでは遅い!
糖化現象を出来るだけ起こさないことが何よりも大事なのです!

糖化現象を引き起こす糖質は、いったいなんぞや?ですが、要するに炭水化物全般。炭水化物が細かく分解されるとブドウ糖や果糖などの単糖に消化されます。
ブドウ糖は細胞の第一のエネルギー源になりますので、不足するとめまい、集中力の低下、強い疲労感などを招きます。糖質が不足している状態だと、体内のたんぱく質を分解することでエネルギーが作り出されてしまい、筋肉量が落ちてしまったりします。
筋トレしている方がプロテインだけ飲んで糖質をあまり摂らないと、筋肉が発達しにくくなってしまう場合があるのはそのせいです。
だから、完全なる断糖は絶対におすすめ出来ないです。糖質が悪いのではなく、糖質の摂り方を工夫しましょう。
糖質の大もとである炭水化物は穀類、イモ類、果物、豆類、栗などに多いです。しかし、こういうホールフードはゆっくりと消化して糖になりますが、現代の食生活では白砂糖、白いパン、うどん、白ご飯、パスタ、ピザなど精製した「白い炭水化物」が増えており、これは繊維やビタミン、ミネラルがそぎ落とされていて、素早くブドウ糖に分解されてしまうので、ホールフードで摂るより糖化現象が起こりやすいと言われています。
糖化現象を出来るだけ防ぐ10か条
1、炭水化物は出来るだけ精製しない状態で食べ、しかも食べ過ぎない
2、食事の初めにお酢や柑橘の果汁や食物繊維の多い野菜や海藻を食べて、血糖値上昇をゆるやかにする(ベジファースト)
3、桑の葉に含まれるイミノシュガーは糖分を分解する酵素の働きを阻害し、急激な血糖値上昇を抑えてくれるので、食前に摂る
4、抗糖化作用のあるハーブなどを食事前、食後すぐなどに摂取する
(カモミール、桜の花、緑茶、ローズマリー、よもぎ、桑の葉、パロアッスル、クマザサ、ユーカリ、サラシア、黒ウコン、バナバなど)
5、炭水化物を、出来るだけ食事の後半に食べる
6、W炭水化物、例えばラーメンライス、うどんと親子丼などは最悪の食べ方なのでしない
7、糖化現象が起きにくくなるので、食後すぐに散歩する
8、体内のAGEsが増えやすくなるので紫外線を浴びすぎない
9、糖質の少ないお酒は、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカだが、実際のところビールや日本酒を含むアルコール全般を飲んだ時の食後の血糖値の上昇はゆるやかになり、AGEs対策になる。ただし飲みすぎないこと
10、AGEsが多いソーセージ、ベーコン、ピザ、焼いた肉、チーズなどを食べ過ぎない。AGEsが多いものを食べると1割は分解されずに体内に残って糖化を促進する。AGEsは焼く、炒める、揚げるで爆発的に増えるが、茹でる、煮る、蒸すにすれば少ない

10か条の中でも、基本は1条です。ご飯を白米にせず分付きの胚芽米にするか、雑穀を混ぜるなどするのが、鬼の一推しです。玄米も良いですが、消化があまり良くないので、歯や胃が弱い人は、週一程度にするほうがおすすめ。
小麦も精製小麦ではなく全粒粉が良いです。ただ、現代の小麦は品種改良が進んでおり、血糖値を上昇させやすく、腸に炎症も起こしやすいので、小麦よりお米類の方が良いと思います。そして、うどんよりは蕎麦のほうが糖化が起こりにくい傾向にあります。
また、何もお米や小麦でなくてもさつまいもや栗などもホールで摂れる炭水化物です。繊維も多いのでおすすめです。
調理やお菓子やドリンクなどに関しても、甘みは白砂糖や三温糖ではなくハチミツやココナッツシュガー、アガベシロップ、本みりんなどを選びましょう。
精製された砂糖よりヤバいのは、清涼飲料水に使われている「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」などです。これらは吸収が早いので、血糖値を更に急上昇させやすくします。
ジュースを飲むなら、繊維が含まれる果実丸ごとのほうが糖化は起こりにくいです。
もちろん、だからといってアスパルテームや、アセスルファムKなどの人工甘味料には別の弊害があることも第3回に書きました。
これだけは覚えておいてほしいのですが、いくら鬼おすすめの糖質や炭水化物だからといって、糖化に関して食べすぎは絶対にダメです。どんなに緩やかな吸収でも、最終的には単糖に分解されますので、多く食べてしまっては、やはり糖化は進んでいきます。
第4条に書いたカモミール、桜、緑茶、ローズマリー、ワームウッド、桑の葉、パロアッスル、クマザサ、ユーカリ、サラシア、黒ウコン、バナバなど。
これらの植物は、糖の吸収を穏やかにする作用、糖とたんぱく質の糖化反応を抑える作用、さらに抗酸化作用によって糖化ストレスを軽減することで、AGEsの生成、蓄積を抑える作用が報告されています。
私はこの中の数種類を配合したAGE対策のサプリメントやコスメも作りました。

第2条に書いていることは、いわゆるベジファーストです。食物繊維の多いものを食事の初めに食べておくと、あとから食べる糖質の吸収をかなりゆっくりしてくれます。
レストランのコースなども、前菜、副菜、メイン、炭水化物、デザートみたいな感じでベジファーストであることが多いと思います。定食や市販のお弁当、ご自宅での食事の時も、同じ要領で野菜や海藻を先に食べる。これは習慣化して下さい。
また、お酢や柑橘など酸の多いものを先に食べることでも、血糖値の上昇を抑えますので、サラダや海藻にお酢やすだちやレモンがかかっているというのは、理にかなっていることですね。

最近アムリターラで青汁を作ったのですが、これのメインは桑の葉にしました。青汁のメイン原料にはケールや大麦若葉などがありますが、これらは栄養や食物繊維の面では良いしベジファーストの意味はありますが、桑には栄養や食物繊維だけでなく、「食事由来の糖の分解・吸収を抑制し、食後の血糖値上昇を抑える機能」がきっちりある「イミノシュガー(DNJなど)」が含まれていることはポイントが高いと思います。
イミノシュガーは糖の環内の酸素が窒素に置き換わった構造を持つ類似体ですが、桑の葉には10種類以上のイミノシュガー(DNJ, Gal-DNJ, ファゴミなど)が含まれています。糖分を分解する酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを阻害し、食後の急激な血糖値上昇を抑えてくれる、まさにベジファーストの極み!食前に飲んでおけば「糖化」を強力に防いでくれると思います。
栄養素をアップさせるためにモリンガやブルーグリーンアルジーなども入れて、免疫ビタミンLPSも配合。更に、腎臓をケア出来る、なた豆やウラジロガシも入れました。

AGEsは摂取した糖質が身体のたんぱく質と結びついて出来るものですが、10条に書いたように、実は食べ物自体にもAGEsが多い食べ物があります。AGEsが多いものを食べると1割は分解されずに体内に残って、日頃の糖化現象を促進することが分かっています。
AGEsが多い食べ物は、ソーセージ、ベーコン、ピザ、焼いた肉、チーズです。その他調理法としては、たんぱく質や炭水化物を焼く、炒める、揚げるで増えます。
調理は、茹でる、煮る、蒸すにすればAGEsは作られにくいということは覚えておきましょう。
腎臓は、体内のAGEsを尿として排出するという大切な役割を担っています。しかし、高血糖などによってAGEsが過剰に作られたり、上記のようなAGEsが多い食べ物をいつも食べていると腎臓の機能自体がダメージを受け、腎臓の働きが落ちるとAGEsの排泄が滞り、体にどんどん溜まりやすくなってしまいます。
4年前に愛猫を腎臓病で亡くして以来、腎ケアは私のテーマの1つになっていました。人間でも腎臓の老化は実は30〜40代から始まり、機能は年1%ずつ低下し、血液をろ過する「ネフロン」が減少、「糸球体硬化」が進みます。ネフロンは、一度失われると成人ではなかなか再生しない組織です。腎機能が低下すると老廃物や水分、塩分が排泄できず、むくみ、だるさ、高血圧、夜間頻尿、そしてとにかくエイジングが進みます。
腎臓は、他の臓器と神経伝達物質で会話しながら、絶妙な血液調整ですべての臓器を守っている、「血液の司令塔」であることが分かってきていますので、実はものすごく大切な臓器なのです。
なた豆は漢方で「腎(腎臓)」に良いとされて、古くから腎機能の回復を助ける作用が期待されてきました。なた豆に含まれるカナバリンやコンカナバリン、サポニンなどの成分が、循環を促し、余分な水分や老廃物の排出を助けると考えられています。
ウラジロガシ(裏白樫)は、どんぐりが出来る木の葉ですが、古くから腎臓結石や尿路結石、胆石の民間治療に用いられてきたブナ科の植物です。結石の排石を促す作用があるとされ、医療現場でも尿路結石の治療薬「ウロカルン」としてウラジロガシのエキスが使用されています。
結石はシュウ酸の過剰摂取、食生活の欧米化や乱れが原因とされますが、結石が出来ると尿路を塞ぐことで腎臓の機能低下を招きます。ウラジロガシはむくみ解消、デトックスとしても素晴らしい成分で、注目しています。
酸化、光老化、糖化!
三大老化原因のひとつである「糖化」への対策をして、
内外から輝き続けましょう!!!
1968年大阪府生まれ。カイロプラクターとして骨の歪みの矯正から、食事や生活指導も行う代替医療の治療家。30代からエイジレスな生き方の研究を始め、2005年に始めた「アンチエイジングの鬼」が超人気ブログとなる。2008年、国産オーガニックコスメ&フーズブランドの草分け「アムリターラ」を創業し、現在も代表と商品開発を兼務。

アンチエイジングの鬼 コスメキッチン出張所
株式会社AMRITARA代表 勝田小百合