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美容ジャーナリスト齋藤薫の
“引き寄せ”コスメ
齋藤薫の“引き寄せ”コスメ sweat for enlightenment

頑張った私へ、お疲れ様の引き寄せコスメ。
しみじみと幸せな安らぎが訪れる
私たちの化粧品の選び方がにわかに変わってきた。がむしゃらにキレイになろうとするよりも、もっと心穏やかにキレイを阻むストレスをまず解いてあげたいというスタンスで、冷静にお手入れを組み立て直したいと言う気持ちになっているはずなのだ。ずっとフルスピードで頑張ってきた日常に、不意に訪れたコロナ禍が、自分を見つめ直す時間をくれたからこそ気づいた“今すべきこと”。それは頑張った自分にお疲れ様をしてあげること。そのための心優しいスキンケア、ボディーケア、デリケートゾーンケアをここに集めた。手に取った瞬間から、こわばった心が解けていくよう。代わりにゆっくりと入ってくる幸せの安らぎ。結果としてキレイの近道になるはずなのだ。

エステのフェイシャルのようだから
洗い上がりまでが極上のお疲れ様!

クレンジングと言うよりも、むしろエステのフェイシャルに近い心地よさと満足感をくれるのがバームのクレンジング。蜂蜜みたいなこっくりバームを肌の上で溶かしながら伸ばすだけで、古い角質も含めた取れにくい汚れが引き出されるだけでなく、キメまで整っていくよう。そんなバームの魅力を凝縮させたのが、ネロリ*1が芳しいFEMMUEのビューティークレンジングバーム。ツバキ種子*2や月見草*3などのオイルカクテルがゆったりしたマッサージを兼ねて肌にやさしいディープクレンジング。ダブル洗顔のいらない至福の洗顔タイムの仕上がりはまさにエステ帰りの肌。自分へのお疲れ様として最善の選択だ。
*1 ビターオレンジ花油(香料) *2 ツバキ種子油(保湿成分) *3 月見草油(保湿成分)

ビューティ クレンジングバーム

50g/¥5,280 ★

今まで触れもしなかった
デリケートゾーンを
お手入れするだけで幸せ効果

体の中で1番優しくケアするべき部分、それは言うまでもなく粘膜そのものであるデリケートゾーン。にわかに常識となったお手入れには、デリケートゾーン専用オイルのヴァージナルが頼もしい。単に潤すだけでなく、マッサージをする事で柔軟性も期待できるはず。だからこそ潤った若々しい状態を保つこともできるのだと考えてみて。実は肌のエイジングケア*にも使えるほど、ハリ、弾力を与える効果が高いとか。自分の1番大切な部分なのに、今まで触れることもしなかったデリケートゾーンを優しくお手入れするだけで「幸福ホルモン」の高まりも期待できるはず。
*年齢に応じたケア

VIRGINOL

28mL/¥3,300 ★

まさに魅力と機能が詰まった
髪の3in 1と言う幸せ新習慣

数々のオイルが絶大な人気を誇るヴェレダだが、今目覚ましい人気を誇るのがこの3in1。シャンプー、マッサージ、さらにトリートメント、この3つの働きを中途半端ではなく高レベルで融合させた、全く新しい概念のスパ級ヘアケアだ。出来上がった商品からは信じられないが、開発には困難を極めたと言う。テクスチャー、仕上がり、そして美しい香りを加えることも非常に難しい挑戦だった。でもそれを乗り越えた時、頭皮スッキリ、ハリを与えて髪ふんわりの、驚くほどの素晴らしい製品が出来上がったのだ。カギとなったのは頭皮ケアに適したクレイを2種類厳選、竹炭*1も加えた処方。泥*2や炭*1など、神秘的な自然の恵みをここまで巧みに引き出したヘアケアってあっただろうか。
*1 炭 *2 モロッコ溶岩クレイ、ベントナイト(全て洗浄成分)

ローズマリー スカルプクレンジング

200g/¥3,300 ★

日本古来の米ぬか美容法が
こんな思いやりバックになった!

キャンディー? てるてる坊主? 実はこれ、90秒ですべすべの肌を作り上げる、手際がよく肌に優しいマッサージバックなのである。日本古来の“米ぬか美容法“を現代に蘇らせる実に粋な提案なのだ。国産有機米ぬか*1と玄米由来の米胚芽油*2、国産クレイ*3など全4種の成分を、 日本の職人の手によるオーガニックコットンで一つ一つ手作業で包んでいる。ともかくこれで優しく肌をマッサージするだけで古い角質を無理なくオフし、毛穴の汚れも引き出して本当にツルツル清潔な肌になる。こんなテクニックがあったんだと新鮮な感動を覚えるはず。ギフトにしても、優しい思いやりが伝わる逸品だ。
*1 コメヌカ(スクラブ成分) *2 コメ胚芽油(保湿成分) *3 タナクラクレイ(スクラブ成分)

マッサージバッグM

6個入/¥3,300 ★

まるで森林浴のように香り鮮やか
いざという時頼れる存在

人気度抜群、全く新しい大人のナチュラルケアとして大人気のエッフェオーガニックの第3のシリーズとして生まれたのがカーミングシリーズ。思い当たる理由があってもなくても、私たちはいつも揺らぎやすい。ましてやコロナ禍、マスクや自粛の疲れが突然肌に現れる事も。新シリーズはコスモス認証を得た国際基準のオーガニックコスメなのに、香りも鮮やか。そして肌荒れしそうな時、しやすい肌に効果的にと成分配合も積極的。言うならば、悩める大人肌が欲しかった効果を叶える魅力的なラインナップとなった。ゆらぎやすいと感じる人は、迷わず一度試してほしい!

カーミング オイル

30mL/¥4,950 ★

安らぎと官能性で人を包み込む
白壇*のバスタイムは神聖な時間

優しい心になりたいならば、ぜひこのナリンのバスに体ごと包まれて欲しい。香りの香水の残り香のような安らぎと官能性を併せ持ったサンダルウッド(白壇)。すべての人をうっとり、リラックスさせる効果ではどの香りにも負けないほど。お香や扇子などにもよく使われ、どこか懐かしい印象もあるからこそさらに心地よいのだ。2種の植物オイルも配合され、潤い効果も期待大。だからこの白檀風呂は女性にとって神聖な時間を作ってくれるはず。とっておきのオイルブレンドが肌をしっとりと艶めかせ、香りを感じながらゆったりと入浴する事で体が芯から温まる。この時期、自分のために用意したいのは、こんなバスエッセンスであるはず。
*ビャクダン油(香料)

バスエッセンス サンダルウッド

125mL/¥3,630 ★

手に取るたびホッとする、水の膜に
包まれる、こんな潤いが欲しかった

その佇まいからして気持ちを和らげてくれるような静謐で柔らかな印象。日常の中に溶け込むようなパッケージは使用後はそのまま一輪挿しにしたいほど。忙しくてちょっと辛い人も、肌から支えてくれるエンパワーのためのスキンケアがトーンから誕生した。何だかホッとして手に取る人が多いはず。まずは肌に水の膜を作って優しく包み込んでくれるモイスチャーローションから始めて欲しい。浸透*も素晴らしいけれど、肌と一体になって行くように潤い続ける持続性も有り難い。自分の肌が好きになる、そして自分自身も好きになるスキンケアとの素晴らしい出会いができるはずだ。まさに、毎日の私へのお疲れ様。
*角質層まで

トーン モイスチャー ローション(M)

155mL/¥3,740 ★

人生に1度は試してみるべき
文字通りの”トゥルー”なラベンダー

特別なエネルギーを持つと言われる南仏プロヴァンス、東京ドーム70個分の農園で、種から大切に育てられるトゥルーラベンダー(真正ラベンダー)は、創業130年と言う歴史において、賞賛を欲しいままにしてきた存在だ。フローラルノートとハーバルノートが見事に調和をとった香りは人を酔わせるほどに美しく、その品質はA.O.Pとういう品質承認を受けているEUのお墨付きだ。大変希少価値でもあることから、本場のフランスで「青い黄金」との異名をとるほど。アロマセラピーの始まりは、ラベンダーにありと言われるほど、アロマの象徴だけに、是非とも一度この“トゥルー”ラベンダーを体験して欲しいのだ。

プレミアム エッセンシャルオイル

5mL/¥3,080 ★

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Kaoru Saito's Column

“頑張りすぎて、辛くなっている人”
にこそ贈りたいのが、
「流汗悟道」という言葉の力!

必死に頑張っている人に、あるいは頑張りすぎて辛くなっている人に、「頑張って」と言ってはいけない……これはもはや揺るがぬ常識だ。これ以上頑張らないといけないの? まだ足りないの? とのプレッシャーを与えてしまうから。そしてできれば「もう頑張らなくてもいいよ」と言ってあげるべきなのだと。

でも周りがどんなふうに言おうと、頑張る人は頑張らずにはいられない。頑張らないと気がすまない。止むに止まれず頑張っている人は、のんびり休んだりすることができないからこそ、辛くなるわけで。じゃあどうしたら良いのだろう。実はそこで出会うべきが、「流汗悟道」という言葉なのだと思うのだ。

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コスメキッチンがこの言葉を今年のスローガンとした時、なぜなのだろうと考えた。そもそもが、コスメキッチンの提案に自然に気持ちが引き寄せられてくる人の多くは、日ごろとても頑張っている人なのだと思う。きっと頑張りすぎてしまうから、自分を癒してあげたくて、ここに来るのだろうと。すでに充分に頑張ってる人たちに向けて、コスメキッチンはなぜこの言葉を贈るのだろうと、一瞬不思議に思ったのである。

でもわかったのだ。コスメキッチンのメッセージにはいつも深い思いと特別な癒しの力がある。充分頑張っている人に対し、「頑張らなくていいよ」というのではなく、この言葉を贈ることで、大切なことを気づかせたかったのではないか。あなたはもう既に1つ高い位置にいること。既に何かを達成していることを。

「流汗悟道」……人は汗を流して初めて、大切なことを知る。例えば多くの人の助けを受けて生きていることも、何かに対し一生懸命に取り組まなければ知り得ぬこと。怠惰なままでは、人の心や世の中の道理も理解できないと教える言葉。 日常生活の中ではまず出会うことのない難解な言葉だ。でもこんなふうに、人が生きていく上での本質を突く重要な言葉に直接出会うと、何か目の前がさっと明るくなる。人生の要点に気づかされ、ある種の境地に導かれるからだ。そこまでの力を持つからこそ、言葉は贈り物となのである。

頑張りすぎて辛くなる人は、おそらくあまり達成感がないのだろう。頑張りにはどこまでと言うゴールがないから。ゴールのない道を延々と走り続ければ、誰だって身も心も痛んでしまう。でもたとえ具体的な目的を果たしていなくても、少しずつでも前に進んでいる自覚は持つべきなのだ。中継点にすぎなくてもいい。また次の高み、次のと高みへと上っていけばいいのだから。ゴールは無くても、いくつかの中継点を経ることで、自分がどこまで前進してきたかは明快になる。

そして、こういう言葉に出会った時こそその中継点。おそらくあなたは「流汗悟道」と出会った時、ホッとしたはずだ。私は間違っていなかったと思ったはず。自分の中のモヤモヤがスッと消え、心身が浄化されたはずなのだ。だから少しだけ勇気が出る。それが達観。1つの悟りが開けた証。大丈夫。あなたの頑張りは確かな形になっている。たとえ誰も褒めてくれなくたって、ちゃんと人生における成果になっている。あなたの中で魂レベルを高めている。それに気づかせてくれる「流汗悟道」は、きっとこう聞こえるはず。「本当によく頑張っているね、お疲れ様」と。

Kaoru Saito Kaoru Saito

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