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Cosme Kitchen AUTUMN MakeUp

2019 秋のメイク提案
ノスタルジックな雰囲気漂う オータムメイク

Autumn Pale

心地の良い秋の風に包まれ、アースカラーが彩りを添える

モーブピンクの目元にナチュラルに溶け込む赤い口元。
エレガントでノスタルジックな大人の秋メイクを楽しみましょう。

RYUJI
Make-up artist /Beauty Creator

RYUJI Make-up artist /Beauty Creator

アメリカ及びヨーロッパ各国でVOGUEをはじめ数々のファッション誌やセレブリティー、広告ビジュアルなどを手掛け、そのグローバルな活動経験で培われた独自の感性は、女性の美しさを引き出す様々なシーンで高い評価を得ている。また、メイクアップを駆使した新たなクリエイションにも精力的に取り組んでおり、ビジュアル作品展やインスタレーション展を発表するなど、アーティストとしても活動の場を広げている。

How to tips for MakeUp

デューイ モイスト CCクリームSPF13/PA+

毛穴やくすみにお別れを!少量ずつさりげなくカバーしながら、日中の乾燥から肌を守ります。4色から肌に合うカラーを選んで、透明感と輝きを手に入れて。2色を混ぜて肌色を調整するのもおすすめ。

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デューイ モイスト CCクリーム

SPF13/PA+
30g/¥2,800+税 ★

デューイ モイスト コンシーラー

3色であらゆる肌悩みも隠せるコンシーラー。滑らかなタッチで肌になじみやすく、しっかりと密着します。薄く小さなシミは付属のチップでポンポンとのせて。きちんと隠したいスポットは付属の平ブラシが優秀。

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デューイ モイスト コンシーラー

2.4g/¥3,600+税 ★

デューイ モイスト ルースパウダー

きめ細かく粉雪のようなパウダーをそっと肌にのせて、適度に油分を調節。パフで滑らせるようにつければ、スムースで清潔感のある肌に整います。色つきなので、ファンデの代わりとしてメイク直しにも活躍。

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デューイ モイスト ルースパウダー

17g/¥3,800+税 ★

ルミナイザー 03

透明感を引き出すラベンダーカラーのハイライト。内側から湧き出るオーラを演出するように、自然に明るく輝く肌に仕上げます。Cゾーンや頬など、ふっくら見せたい部分などにのせて。

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ルミナイザー 03

3g/¥3,000+税 ★

<付け方>

  1. 1. ①を両頬、額、鼻先、顎先にのせ、外に向かって放射線状に、指かスポンジで全体にのばし、明るくくすみのない肌に整える。
  1. 2. ②をブラシか指にとり、赤みやトラブル部分を丁寧にカバー。
  2. 3. ③をツヤ感が消えないように薄く塗り、肌を軽いタッチに仕上げる。
  3. 4. ④を頬骨の高い所に広めに入れる。

[シークレット]
ルースパウダーは崩れやすいTゾーンや顔回りのみ付けると、ツヤ肌が損なわれずメイク崩れも抑えてくれます。

Face

秋を感じるモーブピンクで
アンニュイに

グレイッシュなピンクのデュオカラーは、秋の切なさやアンニュイ感を演出。愁いを帯びた表情や、落ち着いた大人のイメージを生み出します。しっとりとまぶたをケアしながら彩るので、乾燥のシーズンも安心。

ペタル アイシャドウ 27

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ペタル アイシャドウ 27

1.8g/¥2,200+税 ★

優しさと温かさをのせる
クリーミーな2色

クリーミーなイエロー&ラベンダーの2色で、穏やかさをプラス。秋のメイクを物寂しくさせすぎないために、持っておきたいカラー。頼もしい植物由来のキー成分入りで、デリケートなまぶたにも安心して使えます。

ペタル アイシャドウ 18

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ペタル アイシャドウ 18

1.8g/¥2,200+税 ★

長さもツヤもカールも強化
意思を感じる目元に

長さ、ツヤ、カールキープも妥協ないマスカラ。重ねてボリュームアップすればインパクトのある目元に仕上がります。ブラックでまつげを印象的に仕上げると、瞳から意思を感じ凛とした雰囲気に。

ロング ラッシュ マスカラ 01

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ロング ラッシュ マスカラ 01

7g/¥2,800+税 ★

<付け方>

  1. 1. ①aを目のキワに小さめのブラシを使い細かく入れ、さらに目尻側にボリュームが出るように重ね、同様のブラシで目尻側下まぶた1/3にも入れる。
  2. 2. ①bをブラシまたはチップでアイホールまでぼかし入れ、1同様目尻側はボリュームが出るように重ね入れる。
  1. 3. ②bを2で入れたアイホールの輪郭をぼかすように入れ、②aを小さめのブラシまたはチップを使い目頭にふわっとつけて下まぶた目頭側2/3にも入れる。
  2. 4. ビューラーでまつ毛をカールさせ、③を上下にたっぷりとつけ、乾いたら全体に2度塗りする。

[シークレット]
目頭に入れたパールラベンダーで抜け感のある目元を演出します。

Eyes

自然な血色感をプラス
ヘビロテ必至カラー

ヌーディーベージュは基本のチークカラー。あらゆるカラーとの相性もよく、レイヤーするのも楽しい。ふわっとブラシでのせれば、無理のない血色感アップが図れる。日中の頬のケアも担います。

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ペタル チーク 01

2.8g/¥3,200+税 ★

ペタル チーク 01

<付け方>

  1. 1. ペタルチークをチークブラシにとり、ブラシ全体によくなじませ、頬骨を中心にふんわりと重ねる。

    [シークレット]
    濃くしすぎず、ふんわり入れる事でリップと目元がより栄えます。

    Cheeks

    唇にじんわり潤い
    ヴェールで外敵から守る

    じわじわっと唇になじんで潤いチャージ。薄くヴェールをまとったかのように、乾燥などの外敵刺激から守ります。乾きがちな唇も、ぷるんと潤ってリップメイクも長持ちに。

    モイスト リップジェル

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    モイスト リップジェル

    8g/¥1,400+税★

    葉が色づくように
    頬を染めるツヤめくレッド

    じゅわっと滲み出る血色感を与える、ツヤのあるレッド。潤いを与えながら透明感も引き出します。チークにもリップにも使えるので、定番のレッドは持っておいて損なし。

    ペタル リップ アンド チーク 01

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    ペタル リップ アンド チーク 01

    3g/¥3,000+税★

    <付け方>

    1. 1. リップジェルで唇を潤わせた後、リップ&チーク01を指にとり、リップラインをぼかすよう唇全体にポンポンと重ねます。
    2. 2. 唇中央部分にさらに重ね、中心が濃くなるよう仕上げます。

    [シークレット]
    リップラインをぼかすことで、優しい雰囲気が出せます。

    Nails

    くすみピンクの指先から
    女性らしさ溢れる

    パリ発のエコナチュラルなネイルポリッシュ。ファッション性も高く、発色やツヤ感、色持ちも文句なし。秋にぴったりのピンクで、上品で女性らしい手元に仕上げて。

    Kure BAZAAR ソーヴィンテージ

    10mL/¥2,300+税 ★

    Kure BAZAAR ソーヴィンテージ

    ※★印のあるアイテムはすべてWEB STOREでもご購入いただけます。
    ※取扱い商品は店舗により異なります。
    ※新商品は発売日が変更となる場合がございます。

    Kaoru Saito's Column

    <第四章> Hygge

    時々やってくれる辛い気持ちから、救ってくれる“1人ヒュッゲ”……
    それは言霊が入った言葉を、ただ唱えるだけ

    ストレスのない人はいない。心の痛みを感じずに生きることは難しい。イヤなこと面倒なことを全部避けては通れない。仮に避けられても、それではちゃんと生きていることにはならないから……。ともかく、地球の掟として、知恵ある人間には辛いことがつきもの。「楽は苦のもと、苦は楽のもと」と言うように、人生は、喜びの分だけ悲しみも、楽しい分だけ辛いこともあるのだと、まずそれを認めなければ。

    北欧で生まれたヒュッゲも、1年の半分以上は暗く過酷な冬……誰でも気が滅入ってしまいそうな長すぎる季節をどう乗り切るか、そのための苦肉の策、発想の転換から生まれたものだと言っていい。決して、あっけらかんとした楽天的習慣ではないのだ。でもだから、家具はぬくもりあるナチュラル素材を。食器は目にも鮮やかなビタミンカラーを。そして生き方には、何気ない日常の出来事にも喜びを感じるヒュッゲの精神を。素晴らしい知恵である。

    じゃあ、時々やってくる辛い気持ちからも、ヒュッゲは私たちを守ってくれるのだろうか? もちろん、誰かとのんびりお茶を飲むだけで、自然に消えていく負の感情もあるはず。でも辛い時はむしろひとりでいたいと思ったりもする。ヒュッゲを共に楽しむ相手が見つからないと言う時もあるのだろう。

    だから考えた、“一人ヒュッゲ”。いやヒュッゲの基本形は、むしろ一人。花に水をやったり、お菓子を焼いたり、絵を描いたり、アロマを炊いたり……もう無限に方法はあるはずで、その一つ一つに喜びを感じれば、どんな辛さもみるみる和らいでいく、それだけは間違いないのだ。

    でももっと急を要する時、今すぐに気持ちを切り替えて前向きにならなければいけない時、そうしたヒュッゲでは作用が穏やかすぎると思うこともあるのかもしれない。そんな時、言葉によるヒュッゲはどうだろう。

    私自身気持ちが落ち込んだ時、今すぐ前を向かなければいけない時、多くの場合、言葉に頼る。先人が残していった、言霊がたっぷり入った名言の数々に。何らかの失敗をしたときには、例えばこんな言葉を引っ張り出すのだ。
    「雲の上はいつも晴れ」(古いことわざ)。「虹が見たければ、多少の雨は我慢しなくちゃ」(ドリーバートン)。「火はいくら下に向けても、炎はいつだって上へ燃え上がる」(チベット宗教)

    そして一方、ちょっと心が折れそうになった時、自分は結果、不幸かもしれないと思う時、繰り返し繰り返し、心の中で唱える言葉たちがある。それはやはり、幸せとは何かについての格言。
    「幸せとは、幸せを問題にしない時を言う」(芥川龍之介) 「明日何をすべきかを知らない人間が不幸なのだ」(ゴーリキー) そして、「人は、自分が幸福であることを知らないから、不幸なのである」(ドストエフスキー)

    これらは自分にとっての一言ヒュッゲ。いつ引っ張り出しても穏やかに、自分を救ってくれるのだ。大丈夫、今のままでもと。

    齋藤薫美容ジャーナリスト/エッセイスト
    女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザー、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事など幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。最新刊は初めての男モノ『されど、男は愛おしい』(講談社)。また『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)他、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など多数。

    Feel nature Choose sustainability 〜自然を感じ、持続可能なライフスタイルを〜

    この便利な世の中の文化を維持・進化させるために、
    自然界に学び、共存共栄できるような暮らし方、
    自然に負担を掛けない有機的なライフスタイルを提案していくという意味でのFeel Nature。
    Sustainabilityとは持続可能性。つまり、環境や社会にやさしいということ。
    未来もずっと、現在のような環境下で人類が地球上で生活し地球上のすべての人が
    できるだけ平等に社会的恩恵を受けられることを願っています。